ぼっち練。

後輩曰く、

「寂しい人たちが集まって、傷を舐め合うんですよね。」

言われた時、まさにそのとーり!
って思った。

しかし、昨日。
それは間違いだと悟った。

後輩よ。

ぼっち練はな。

ぼっち練はな。

「寂しい人たちが集まって、傷を広げ合うんだよ!」
 
 
***

前回のぼっち練では遅刻してしまったので、今回は余裕を持って行動した。
全裸ドライヤー、全裸ヒゲソーリも封印した。

ランステには集合時間の20分以上前に着いた。

ランステの休憩スペースに、ひとりの女性が走る格好で座っていた。
見知らぬ女性。

受付を終え、その女性の前を通るときに目が合った。

おいおい、遂にきちゃったか。
初の女性参加者か。

この時はピンクTを着ていなかった。

着替えてピンクTで出てきたとき、

「あの・・・わたしも・・・一緒に・・・、傷を舐め合いたいんです!」

て声を掛けられるはずだ。

もちろん僕は、

「オッケー、オッケー。舐め合いましょう。思う存分。」

なんて言って歓迎するつもりだ。

色々な妄想をしながら更衣室に入ろうと思ったら、後から声を掛けられた。

「おはようございます!」

おいおい、もうかよ。
着替える前に声を掛けてきちゃったパターンか。

それにしては、随分声が低いな。

振り返ると、さっき目があった女性、じゃなくてデカイ男が立っていた。

けいすぼっちだった。
けいすぼっちは、みん箱で一緒に走った時、

「次のぼっち練は参加したいです。」

と言ってくれていた。

「おはようございます。」

僕も挨拶をした。

恐らくけいすぼっちは気づいていなかった思う。
 
 
声を掛けてきたのが女性じゃなくて、ガッカリしていた事に。
 
 
***

けいすぼっちと話をしながら着替え、更衣室を出た。
女性はまだ座っていた。

靴紐を結んでいると、女性が立ち上がるのが見えた。

僕は紐を結びながら、冷静を装ってその時を待った。

女性はスタスタと歩いて近づいてきた。
そして僕の前で立ち止まった。

なんて事はなく華麗に僕の前をスルーして、トイレから出てきた彼氏らしき男性と談笑を始めた。
 
 
ですよね。

まあ、最初に目が合ったのも気のせいだったのかもね。
 
 
***
 
けいすぼっちと集合場所に向かった。

向かいながら思った。

あれ?
誰か足りなくね。

ランステで多分会えるだろうと思ってた人に、会ってない。

motoぼっちだ。

motoぼっちは、

これで土曜は ぼっちで30km?

なんて、ブログで参加を匂わせていた。

ということは、このランステを使うはず。
しかしランステにはいなかった。

まさかのフェイクだったのか!?

気になりつつ、集合場所へ到着。
7時をちょっと過ぎていた。
 
 
しかし、誰もいねぇ!
 
 
けいすぼっちも含めて、4人くらいは参加を匂わせていた。
中には、

今回はちょっと
ガチで行かしていただきますよ。

なんて言っちゃってた人もいたのに。
みんなフェイクだったのか!?

今回のぼっち練にあたり、あるモノを用意していた。

『足りない!』

なんて事にならないように、10枚も用意したのに。
 
 
「あれ、だ、誰もいないですね。えへへ。」

僕は動揺を隠し切れないまま、けいすぼっちに話しかけた。

けいすぼっちは、そんな僕を不憫に思ったのか

「あっ、ほらほら。ハトが沢山いますよ!」

なんてフォローにならない言葉をかけてくれた。
 
 
ハトはいいなぁ。
ハトは友だち。
ハトは裏切らない。

僕もハトになりたいよ。

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つづく。
 
 
 
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