タイトルからして、下な感じがプンプン。
何でだろう。

かめはめ波を漢字とカタカナにしただけなのに。
 
 
さて、今度こそタートルマラソンの後編。

号砲が鳴らされて、スタートだ。

いったい何回号砲が鳴らされんだって話だけど。
昨日のブログでも一昨日のブログでも号砲が鳴らされて、まだスタートラインを超えてないという。

スタートまでのレポで力尽きて、レース中のレポはおなざりになる典型的なパターン。
これ、レースレポあるあるだよね。

小学校の遠足の作文もそうだったなぁ。
遠足前日とか出発までの事を細かく書き過ぎて、肝心の遠足の内容は3行くらいで終わってた。
朝何時に起きて、朝ごはんは何食べて、何時に家を出たとか事細かに書いてるくせにね。
 
 
***

スタートしてすぐに、華やかなチアリーダーの応援があった。

「ゴーゴーレッツゴー!」

なんて美脚を振り上げながら言われちったもんだから、のっけからテンションマックス。

YES!マッークス!

早くも亀ハメ波を放つところだった。

全員とハイタッチしたかったけど、ボンボンを持って踊っていたので夢は叶わず。
極上の笑顔で手を振りながら通過した。

折り返してゴール直前にもここを通るはず。
その時は放つぜ!俺の亀ハメ波。

2キロ位はなかなかペースを上げられなかったけど、徐々に人もばらけてきて自分のペースで走れるようになった。
前日の25Kの疲労は感じなかった。
 
 
***

5キロ地点。

前方にスクワットをしながら応援をしている人を発見!

筋トレランナー、マーマンさんだった。
まあスクワットは冗談だけど、ガタイがいいのですぐにわかった。

声をかけて、ハイタッチ。
チアリーダーにできなかった悔しさをぶつけた。

マーマンさんの応援を受け、またしてもテンションマックス。

YES!マッークス!

危うくマーマンさんに亀ハメ波を放つところだった。
 
 
***

10キロ地点。

折り返してきたたけしさんを見つけた。
声をかけたかったが、あまりの速さに断念。
体調があまり良くなかったみたいだが、それでもあの速さは凄い。
 
 
そして折り返し。

疲れはまだ感じていなかった。
しかし前半はあまり感じなかった、暑さを感じるようになった。

これは単に気温が高いのか、それとも火照っているのか。

日差しが僕を焦がしていった。
 
 
***

18キロ地点。

疲れを感じるようになった。
ペースも落ちてきていた。
あと3キロが長く感じた。

そんな時、エイドで何かを配っていた。
近寄ってみるとトマトだった。

YES!トマト!
反対から読んでもトマト!

おじさんの手からプチトマトをもらった。
1個だけかと思ったら、5個も。

トマトを頬張りながら走った。
心なしか疲労も軽減された気がした。
 
 
***

20キロ地点。

トマトパワーで軽減されたと思った疲労が、再び顔を出してきた。
あと1キロなのに、最後の力が出せない。

僕の名前を呼ぶ声がした。

再びマーマンさんだった。
今度はマーマンさんに見つけてもらった。

もう帰られているかと思ったので、嬉しかった。
しかし近寄ってハイタッチする余裕は無かった。

マーマンさんによれば、隣のグラウンドに女子大生が沢山いたのに僕は目もくれずに走っていたらしい。
いやはや、この余裕無しっぷりは我ながら凄い。
 
 
***

マーマンさんの応援で、また少し元気になった。

残り300メートル。

その時がきた。
そう、あのチアリーダーとの再会だ。

スタート時と違って今度は踊っていなかった。
整列して声援を送っていた。

その数、20名ほど。

ついにきた。

チャンス到来。
あらわになった背中にムーンライト。

チャンス到来。
転がり込んで秘密のジェスチャー。

ってな感じだ。

苦節1時間48分。

ついに、ついに、俺の亀ハメ波を放つ時がきたのだーーー!
 
 
全員とハイタッチするのだーーーー!
 
 
***

目標まであと100メートルほど。

ドキドキした。
AKBの握手会に参加する人たちの心境がちょっとわかった。

プチトマトで湿った手をTシャツで拭った。
若干トマト&汗臭いが、まあ大目に見てくれるだろう。

その時、背後からバットマンの仮装をした人が僕を追い抜いていった。
沿道の応援もバットマンの登場に盛り上がった。

その盛り上がりでなんとチアリーダーも踊りだしてしまった。
これではハイタッチは無理だ。

「ゴーゴーレッツゴー!」

その声援は間違いなく、バットマンに向けてのものだった。

華麗に揺れるボンボン。
無残に折れる僕の心。

バットマンの後ろで小さく手を振るのが精一杯だった。
 
 
放てず!俺の亀ハメ波。
 
 
 
ゴールまで10メートル。
僕は力を振り絞って、バットマンを抜いた。
 
 
 
それは亀ハメ波を放てなかった男の見せた、最後の意地だった。
 
 
 
おしまい。
 
 
 
↓ バカだなぁなんて思った方、意地を見せたじゃんなんて思った方も、おひとつポチっと。


いいね!

現在のランキング

広告