土曜日、5時30分起床。
昼くらいから雨だと思っていたのに、既に降り出していた。
もう一度布団に入ろうかと激しい葛藤があったけど、とりあえず行くことにした。
駅へ向かう時も雨は降っていたが、雨脚は強くなかった。

7時10分ころランステに到着。
誰にも会わず。
誰もいないランステは初めてだった。
着替えながら今日の展開をシミュレーションしてみた。
 
 
・キヨマロに誰もいない。
・10分くらい待つ。
・誰も来ない。
・雨は雪へと変わるだろう。
・きっと君は来ない。
・ひとりきりのぼっち練。
・サイレンナイト。
・ホーリーナイト。
  
 
***

着替えてスウェットパーカーを羽織り、ビニール傘をさしてキヨマロへ向かった。
皇居は人が少なかった。
いつもの土曜日の5分の1くらいだろうか。

キヨマロに近づくと、なんだか見覚えのある人影があった。
それも2人。
準備体操みたいな事をしていて、走る気満々。

兄さんぼっちスターぼっちだった。

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兄さんぼっちが僕に気づくと、

「あれこんなところで、何してるの?」

と先制攻撃。

「あっ、えーと、ロケハンです。」

と意味不明な事を答えるのが精一杯だった。

兄さんぼっちとスターぼっちと僕。

会社で言えば、

兄さんぼっち⇒部長
スターぼっち⇒課長
僕⇒ぺーぺー

みたいなもんだ。

部長と課長を雨の中待たせて、僕はパーカー羽織って傘をさして登場。
なんとも失礼な奴となってしまった。

とっとと準備して走り出せば良かったのだが、

「ちょっと写真撮ってくださいよー。」

なんて言って写真を撮ってもらって、それをツイッターにアップするという、傍若無人ぶりを発揮してしまった。

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***

雨だし誰もいないと思っていたので、2周くらい走ってあがろうと考えていた。

部長と課長に、

「今日はどんな感じで走るんですか?」

と聞いてみた。

2人は申し合わせたように口を揃えて、

「キロ5分15で30キロ!」

と言った。

げっー!
この2人僕の30Kに付き合ってくれるみたいだ。

「僕、2周であがりますけど。」

そんな事とても言える雰囲気じゃなかった。

僕は腹を決めて走ることにした。
 
 
***

部長、課長、僕の順番で株式会社ぼっちは走り出した。

課長は先週大阪マラソンを走ったはずなのに、軽快な足取り。
部長も余裕といった感じだった。

しばらくして、部長がペースアップした。
自ら現場に立ち、俺についてこい!みたいな熱血部長タイプだ。
もちろん、課長と僕はついていかない。

課長は絶妙なペースで走ってくれた。
僕は必死に課長についていった。

雨はほとんど気にならなかった。
寧ろ晴れている時よりも走りやすかった。

3周目の終盤だろうか。
前方から炎を上げながら、

「さぼってる奴はいねーかー。」

とまるでナマハゲのような勢いで迫ってくる人がいた。

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青鬼ぼっちだった。
青鬼ぼっちは言ってみれば営業部のエースだ。 
 
 
「ひー。真面目に走ってます!」

サプライズな営業部エースの登場で、中だるみしていた気持ちに気合が入った。
 
 
***

5周終了して残り1周(5キロ)。

課長が、

「最後はあげちゃってもいいですよ。」

なんて涼しい顔をして言ってきた。

『いやいや、あげられるわけないっしょ!』

と心の中で毒づきながらついていった。

ここまでいい感じできたけど、最後の上り坂でついていけなくなり差が広がってきた。

もうダメかなぁ。

と思ったとき、差が広がってきた事に気づいた課長が少しペースを落としてくれた。
そのお蔭で気持ちが折れることなく、またついていく事ができた。

もう、課長ったら。
やり手なんだから!
 
 
余裕はなかったけど、なんとか30Kを5分15秒ペースで走りきれた。

ゴール地点で部長も待っていてくれた。
大田原を走る部長と健闘を誓い、固く握手をして別れた。

部長、課長、営業部エースの力を借りてなんとかノルマをクリア。

ほんとありがとうございました!
 
 
アフターは僕行きつけの店へ課長をご招待。

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「ママーやってるー?」

なんつって常連を気取りながら店に入るも、

「ごめんなさいね。今日は11時で閉店なの。」

なんて言われちゃって、滞在時間5分ほどで店を後にした。

後にしましたとさ。
 
 
 
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