最初から嫌な予感してたんだよね。

だって前日というか、当日の深夜2時にこんなブログがアップされていた。

その時間、僕は当然寝てた。
雑司ヶ谷254ハーフに備えて。

迎えた当日の朝。
曇り空だったが、雨はまだ大丈夫そう。

穏やかな朝だった。
ブログに気づくまでは。
 
 

いま、前日の2:00ごろ。
おれは行くか行かないか、すげえ、迷ってる。

なんて書いてるけど、やる気満々な気概が端々から感じ取れた。

そして、思った。

『やべぇ、こいつ雑司ヶ谷254ハーフをぶっ壊す気だ!』
 
 
***

スタート1時間前。
パンをかじりながらこれを読んだ僕は、いてもたってもいられなかった。

(1回目だけど)伝統の雑司ヶ谷254ハーフの格式を守らなければ。

その結果取った行動は、こちら。
 
 

寝起きのジャージ+サンダル姿で、交番の前でリポビタンを掲げた。

リポビタン ファイン。
 
 
『ハワユー?』

という、ブログからの問いかけに対するアンサーとして、

『アイファイン センキュー エンドユー?』

のメッセージを送ったつもりだ。
 
 
***

スタート10分前。
続々集まる参加者たち(つっても4人)。

嫌な予感は、確信へと変わった。

この日の東京の最低気温は13℃、最高気温は15℃。
肌寒かった。

僕は長T+半袖Tの上にさらにウィンドブレーカーを着ていた。
ムネコフ氏もウィンドブレーカーを着ていた。
けいす氏に至ってはジーンズ+セーター姿。

そこに現れた、半袖短パン姿のキクチ氏。

僕は風の子元気な子と言わんばかりの格好。

さすがにけいす氏は着替えたし、ムネコフ氏も僕もスタート前にはウィンドブレーカーを脱いだ。
 
 
これがスタート直前の写真だが、明らかに右側の方の異様さが際立っている。

wpid-dsc_4609.jpg
 
 
キクチ氏は先週20℃を超えて、やや汗ばむ陽気の時にはダウンを着ていた。
肌寒いこの日は半袖短パン。

ファッションリーダーとして、季節を先取りしなきゃいけないのだろうか。

先週が冬で、今週は夏。
季節の移ろいが早い。
 
 
***

そしてスタート。
最初はジョグペースで進んだ。

雑司ヶ谷254ハーフ開催にあたって、ブログで二つの見所を紹介していた。

・北池袋のドンキホーテ(スタートして1キロ位のところ)
・ハンサムらーめん(スタートして2キロ位のところ)
 
 
最初の見所、ドンキホーテ前に到着。

「ここがドンキホーテです!」

僕がどや顔で言っても、

「あ、ああ。」

と、みなさんとても薄い反応。

あわよくば、ドンキの前で集合写真。
なんて淡い期待も抱いていたが、とても言い出せる雰囲気ではなかった。
 
 
まあいい。
次のハンサムらーめんがある。

ドンキを通過して、しばらく進むと、

「ハンサムらーめんはそろそろですか?」

なんてキクチ氏が聞いてきた。

お!
ハンサムらーめんを楽しみにしてくれてるんだ!

嬉しくなって、

「もう少し先です!」

と答えた。

程なくして反対側に、ハンサムらーめんの看板が見えてきた。

「あれです!あれです!あれがハンサムらーめんでーす!」

僕は興奮気味に指を差しながら言った。

「おお!あれがハンサムらーめんか。」

さっきのドンキよりも、みなさんの反応が良かった。

やったね!
 
 
「向こうに渡って近くで写真撮りますか?」

そう言おうと思った瞬間。

キクチ氏がペースを上げた。
まるでハンサムらーめんから逃げるかのように。

ぐんぐん加速していった。

つられるように、ムネコフ氏、けいす氏も追随した。
 
 
「ねぇ、ねぇ、ハンサムらーめんの写真はいいのー?」

もちろん、僕の心の叫びは彼らには届くはずなかった

この時僕は、キクチ氏の真意を悟った。
 
 

「ハンサムらーめんはそろそろですか?」

楽しみにしているが故に出たと思った言葉。

実はハンサムらーめんをとっとと見て、早くペースを上げたかった。
その確認の言葉だった。

そしてその言葉は、僕にとってデスマーチ、死の行軍の始まりを意味していた。
 
 
***

デスマーチ参加者名簿。

速い人順
(空気読めない人順)

キクチ氏
(悪の総統。別名デスラー)

ムネコフ氏
(悪の手先。別名ショッカー)

けいす氏
(善良だったのに悪に魂を売ってしまった者。別名ユダ)
 
 
そして、スペシャルサンクス。

歩道橋の上から熱い応援をしてくれた、

やじるし.さん
 
 
死の行軍。
後編へと続く。
 
 
 
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