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コップのフチ子、鬼怒川温泉バージョン。

宿泊先の宿で、嬉々としてこれを買う息子を両親はどう思ったか。
色違いで3つも買った。
 
 

上から見るとこんな感じ。
 
 
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***

12月25日。

取引先の課長さんと飲んだ。
他に2人いた。
課長さんの奥様と、奥様のお友達A子さん。

どういう飲み会なのか。

A子さんはバツイチのアラフォーで子供なし。
僕と同じような境遇だ。
僕にA子さんを紹介しようと、課長さんがセッティングしてくれた飲み会だった。
 
 
***

指定された店に行くと、既に3人は揃っており僕の到着を待っていた。
早速乾杯して、当たり障りのない話でしばし歓談。

同僚や友達の紹介だったら、僕も果敢に攻めたかもしれない。
しかし取引先の課長さんの紹介となると、仕事の延長のようなものだ。
僕は粗相のないように、慎重に言葉を選んで対応した。
 
 
***

A子さんは今年の夏頃から、ランニングを始めたそうだ。

「あっ、僕も走ってます。」

「どの辺を?」

「家の近所ですね。たまに皇居なんかも走ったりします。」

「あっ、わたしも皇居を走ります。」

いい感じで会話が弾んだ。

「皇居はいつ走ってますか?」

A子さんが聞いてきたので、

「日曜日の午前中とかに走ってます。」

と答えた。

「わたしも日曜日の午前中に良く走ってます。ひょっとしたらお会いしてるかも。」

とA子さん。

 
「あっ、ぼっち練っていうゼッケン・・・」

僕は言いかけて、言葉を飲み込んだ。
さすがに、今のタイミングでぼっち練はどうかと思った。
 
 
***

A子さんがトイレに立つと、課長さんがすかさず訊いてきた。

「どう?」

「明るくて楽しい方ですね。」

僕は無難に答えた。

課長さんと奥様は、満足そうな表情だった。

A子さんが戻ってくると、奥様が言った。

「今度二人で一緒に走ったらどう?」
 
 
見事なスルーパス。
というか、キラーパス。
 
 
そんな訳で、来年皇居を一緒に走る事になった。
もちろん、こっそり走るつもりだ。
 
 
どうか誰にも会いませんように。
 
 
 
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