正月に行ったスキー場に、若者の姿は少なかった。
しかし、意外と小学生くらいの子供は多かった。

僕が思うに。
青春時代にスキー・スノーボードブームを経験した人たちが、子供を連れてゲレンデに戻ってきたのでは。

僕の周りでも、結婚を機にスノーボードから遠ざかってしまった人は多い。
そんな人たちが、子供と一緒に復帰するようになった。
だったら、嬉しいな。

昔取った杵柄。
子供の前で颯爽と滑れば、

「パパ、かっこいい!」

となる事うけ合いだ。

かつてボードに熱中していたこの方も、きっといつかゲレンデに舞い戻ってくるはず。
 
 
そうそう。
奥利根スノーパーク、小学生以下は全日リフト無料ですよ!
 
 
***

スキーやスノーボードに限った事ではないが、子供の習得能力は凄い。
あっという間に、滑れるようになるだろう。

しかも、恐れ知らず。
急斜面やコブなんかを、果敢に滑り降りるチビッコも多い。
 
 
先日も『ああ、休みてぇ。』なんてチンタラ滑っている僕の横を、2人組みのチビッコスキーヤーが追い抜いていった。

僕も小学生の頃は、地元のスキークラブに入って腕を磨いていた。
その頃の記憶が甦って、ハートに火が点いた。

大人気なく、チビッコを追いかけた。
しかし、なかなか追いつけない。
それどころか、差が開くばかり。

『ぬおぉ。おっさんを舐めんなよー。』

勝手にスイッチが入った僕は、全力で滑った。
舐めるも何も、チビッコにしてみれば迷惑な話だけど。

ところが、全然追いつけない。
全速で滑っても追いつけない。
 
 
***

もう少しで麓。
勝負ありか。

その時、チビッコのひとりが転倒した。
もうひとりのチビッコもそれに気付いて、止まった。

転倒したチビッコは直ぐに起き上がり、再び2人で滑り始めた。
その隙に僕は2人を追い抜いた。

『イエーイ、イエーイ!』

小さくガッツポーズをしながら。

麓には僕が先に着いた。

全速で滑ったので、尋常じゃないくらい呼吸が乱れていた。
脚もガクガク。
まるでTT(たかしトライアル)の後のようだった。

その横を2人組みのチビッコは、笑顔で通り過ぎた。
僕の事なんてまるで眼中になかった。
もちろん、呼吸は一切乱れていなかった。

『ナイスファイト!』

僕は心の中で、チビッコ達にエールを送った。

お互いに健闘を称え合い、いや一方的に称え、それぞれ消えていった。

チビッコ達はリフトに。
 
 
 
僕は休憩所へ。
 
 
 
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