フロストバイトのレポ。
最後は打ち上げや諸々の事を、ショートショートで。
 
 
***

【ムネコフさん】

ムネコフさんのこの写真。
 
 
mune
 
 
誰かに似てるなぁと思ってた。

誰だっけなぁ。
誰だっけなぁ。

ってずっと考えてて、昨日お風呂の中でついに思い出した。

この方だ。
 
 
 
dada
 
 
 
ウルトラマンに出てくるダダ。
 
 
01
 
 
ムネコフさんの衣装は、黒Tシャツにシルバーのガムテープを貼った手作り。
ゴイスー。
 
 
***

【あさりバター】

打ち上げの時、あさりバターを頼んだ。

小さな鍋に入っていて、下には固形燃料が置かれていた。
旅館なんかで食べる、鍋物スタイルだった。
取り分け用の器が5つ。
恐らくこれで5人前なんだろう。

鍋奉行になるチャンス到来。
あさりバターの入った鍋を目の前に置いて、独裁政権を敷いた。
誰にも触らせねぇ。

スープが煮立って、食べ頃になった。
僕は前に座っていたふらっとさんに、

「あさりバター食べませんか?」

とたずねた。

「あさり、嫌いなんですよー。」

と、ふらっとさん。

あっさりふられてしまった。
あさりだけに。
でも、あさりが嫌いならしょうがない。

気を取り直して、右隣のきんきんさんにすすめた。

「なんでそんなん頼むん。殻取るの面倒くさいやん。」

と、関西弁で叱られた。
萌えー。

「あさり嫌いなんですか?」

と聞いたら、

「めっちゃ好きやねん。」

と、やしきたかじんバリの回答を得た。
にも関わらず、食べてもらえなかった。
殻を取るのが面倒なばっかりに。

頼りは左隣に座った、けいすさんしかいない。
困った時のけいすさん。
器に大量のあさりを入れて、有無も言わさず渡した。

「このあさり、冷たいです。」

一口食べたけいすさんが言った。

そんな馬鹿な。
スープはグツグツ煮立ってるのに。

僕も食べてみたが、やはり冷たかった。
冷凍されていたのだろうか。

「このあさり、まるでフロストバイトっすね。」

僕が放った至高のハイセンスギャグは、あっさりスルーされた。
あさりだけに。

結局5人前のフロストバイトあさりバターは、けいすさんと僕で完食した。
 
 
***

【バンド内恋愛は禁止!】

バンド内で恋愛をすると、関係が拗れたとき非常に厄介。
バンドはギスギスして、崩壊の危機となる。

僕が知っている限り、男女の関係で上手くいっているバンドは、
夫婦バンドの『シーナ&ザ・ロケッツ』くらいだ。

あと、宮川大助・花子か。

ってバンドじゃなかった。

今回のジャパンツアーのメンバーは、男女混成だった。
苦楽をともにすれば、恋愛感情が生まれかねない。
ましてやお酒が入った後では、気も緩みがち。

きんきんさんと僕、帰りの方向が一緒だと判明した。

「送り狼になるなよー。」

的な事を、誰かに言われた。

「なるわけないじゃないですか!」

僕が応えると、

「それはそれで寂しい。」

と、きんきんさん。

咄嗟に僕の口から出たのは、

「バンド内の恋愛は禁止だから!」

だった。
 
 
***

【涙のキッス】

昨日、後輩Bに誘われて一緒に走った。

フロストバイトの写真を見せながら、KISSが大盛況だった事を興奮気味に話した。

「KISS、盛り上がって良かったですね。」

後輩は無表情のまま言った。

さらに、

「オレはもうキスできなくなりました。」

と続けた。

「え!?え!?どういう事?」

とたずねると、

「彼女と別れました。」

と、後輩。

彼女と距離を置いていた後輩。

日曜日。
僕が無邪気にKISSしている裏で、彼女と正式に別れたようだ。

「ごめん。はしゃいじゃって。」

と謝ると、

「大丈夫です。もう立ち直ったんで。」

後輩はそう言って、ぎこちなく笑った。
 
 
沈黙のあと、後輩が言った。

「オレ、またキスできますよね。」

「大丈夫!絶対またキスできる人が現われるって。」
 
 
 
次のKISSを求めて、僕と後輩は走り始めた。
 
 
 
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